JSONってなに?
どうやって書くの?
こういった疑問にこたえます。
エンジニアの僕がわかりやすく解説します。
JSONとは?
JSON(JavaScript Object Notation)は、標準的なテキストベースの構造化したデータを表すためのデータ記述言語です。
JSONはWeb上でのデータのやり取りによく使われます。
例えば、データをクライアントからサーバへ送信する場合などです。
多くのプログラミング言語ではJSONを読み込んだり、生成する機能があります。
データの構造が決まっていることで色々なアプリケーション間でデータをスムーズにやり取りできるというわけです。
JSONの構造
JSONはJavaScriptオブジェクトによく似たフォーマットを持つ文字列です。
使えるデータ方は以下の表のようになっています。
型 | 説明 |
オブジェクト | 順序付されていないキーと値のペアの集まり |
配列 | データのシーケンス |
数値 | 整数、浮動小数点数 |
文字列 | “(ダブルクォーテーション)でくくった文字列 |
真偽値 | true,false |
null | null |
JSONで記述したデータを以下に示します。
JavaScriptオブジェクトによく似たフォーマットであることがわかると思います。
{
"チーム名": "ファイターズ",
"本拠地": "北海道",
"メンバー": [
{
"名前": "田中",
"年齢": 19,
"好きな食べ物": [
"カレー",
"オムライス",
"たこ焼き"
]
},
{
"名前": "鈴木",
"年齢": 17,
"好きな食べ物": [
"コロッケ",
"さつまいも"
]
},
{
"名前": "佐藤",
"年齢": 18,
"好きな食べ物": [
"焼肉",
"トマト"
]
}
]
}
作成したJSONの構文が正しいか確かめることができるサイトがありますので、ぜひ試してみてください。
JSON Pretty Linter - JSONの整形と構文チェック
オンライン上でJSONを確認できるwebサービス。jqコマンド、整形、ソート、フィルター、ユニコード...
JavaScriptでJSON形式のデータを作成する方法
ここでは、JavaScriptでJSON形式のデータを作成する方法を簡単なコードで紹介します。
JSON.stringify()メソッドを使えば簡単にJSON形式のデータを作成することができます。
let person = { name: '田中', age: 25};
console.log(JSON.stringify(person));
//output: "{"name":"田中","age":25}"
このように、オブジェクトを簡単にJSON形式のデータに変換することができました。
Ajax通信をする場合など、JSON形式でデータをやり取りすることが出てきますのでぜひ覚えておきましょう。
JSONとは?まとめ
解説の内容をまとめます。
- JSONは構造化したデータを表すためのデータ記述言語
- JSONを使えば色々なアプリケーション間でデータをスムーズにやり取りできる
Webシステムでよく使うデータ形式です。
ぜひ覚えておきましょう。
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