Webサーバーってなに?
Webページってなんで表示されるの?
HTTPってなんなの?
こういった疑問にこたえます。
システムエンジニアの僕が分かりやすく解説します。
Webサーバとは?
WebサーバはWebブラウザから要求があるとその要求に合わせて必要なコンテンツをネットワークを通じて提供します。
コンテンツがWebサーバによって配信されることからWebページと呼ばれるようになったようです。
Webサーバから提供されたコンテンツを Webブラウザが解釈して人間が見やすいように画面に表示してくれるというわけです。
コンテンツにはHTMLやCSS、JavaScript、画像ファイルなどが含まれます。
また、Webサーバが要求されたコンテンツを持っていない場合は持っていないことを示すメッセージを返したり、別のサーバに要求するように案内する役割も持ちます。
Webサーバとしての役割を持たせるためのソフトウェアが必要です。
代表的なものとして次の3つが挙げられます。
- Apache(アパッチ)
- Nginx(エンジンエックス)
- IIS(アイアイエス)
これらのプログラムが動作してコンテンツをWebブラウザに返してくれるのです。
HTTPプロトコルとは?
Webページが表示される時、WebサーバとWebブラウザの間でコンテンツの要求とそれに対する返信のやり取りが行われます。
コンテンツ(ハイパーテキスト)をやり取りするときの手順やメッセージの書式は、世界共通の仕様として決められています。
この世界共通のハイパーテキストをやり取りする手順をHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)といい、ハイパーテキストの要求手順、送信手順、コンテンツを持っていなかった場合の応答方法などやり取りされる手順が決められています。
世界共通のやり取りの手順が定義されているから世界中のサーバとやり取りできるというわけです。
WebサーバとHTTPまとめ
解説の内容をまとめます。
- WebサーバはWebブラウザからの要求に対して必要なコンテンツを配信するサーバのこと
- Apache、Nginx、IISなどのミドルウェアがある
- HTTPプロトコルに従ってコンテンツをやり取りする
以上、お疲れ様でした。
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