未経験からシステムエンジニアになったときの苦労は?
未経験からでも大丈夫?
体験談を聞きたい!
こういった疑問にこたえます。
僕は新卒未経験で社内SEとなり、3年目を迎えました。
学生の頃は電気の勉強をしていたので情報系のことは全くわかりませんでした。
こんな僕が働き始めてからこれまでに苦労したこと、身につけておくべきスキルなどを紹介します。
システムエンジニアの仕事が気になっている方、これからSEとして働く方の参考になれば幸いです。
新卒未経験SEの苦労
僕が実際に感じた未経験システムエンジニアの苦労は次の通りです。
専門用語が飛び交う
僕は配属されてすぐの頃にまず思ったのが専門用語が飛び交ってて何をいっているのかさっぱりわからないということ。
ミーティングの時に先輩たちが話している内容の9割は意味不明でした。笑
エンジニアの人からすると当たり前に使う言葉でも未経験の僕からすると初めての言葉ばかりで戸惑いました。
いちいちその場で言葉の意味を聞いていると話が前に進まないのでメモってあとでググるということの繰り返し。
ある程度話がわかるようになるまで半年くらいかかりました。
技術的な話が全くわからない
プログラミングやデータベースの話、プロトコル、システム連携、セキュリティなど技術的な話がわからないという点です。
技術的なことがわかっていないと、システム設計の段階で技術的に実現可能かどうかの判断ができません。
先輩エンジニアの方たちは頭の中でシステムの組み立てができていたようですが、全体像がわからず話に置いていかれることもありました。
業務内容がわからない
3つ目の苦労は他部署のシステム構築にたずさわることが多いのですが、相手の業務内容を理解していないと仕事にならないというところ。
クライアントが抱えている課題を解決するために、実装可能なシステムを提案し、必要とされる機能を仕様に落とし込む必要があります。
日頃どんな業務をしており、どういった部分で苦労しているかを聞き取らなければいけません。
そのためには、会計には会計の、人事には人事の知識をしっかり持っておく必要があります。
システムエンジニアになるための準備
3年目になったのである程度ITスキルも身につき、最初の苦しいところはクリアできたと思います。
これからシステムエンジニアになる方に最低限やっておきたい準備をまとめます。
基本情報技術者試験に合格する
基本情報技術者試験はITの基本的な知識のほかにも、仕事の現場で欠かせない、論理的思考力やマネジメントの知識などが問われることから、「IT技術者への登竜門」として知られる資格試験です。
基本情報技術者試験の勉強をして合格するレベルになっていれば、専門用語でつまずくこともないでしょう。
未経験からでも半年勉強すれば合格できるため、早めに取っておきましょう。
午前問題はこの参考書だけで十分です。
プログラミングの学習をする
システムエンジニアもプログラミングの知識は必要です。
僕の会社では入社してすぐの研修でWebプログラミングについて学びました。
会社で使用する言語の勉強をするのがおすすめですが、わからない場合はPHPから勉強するのがおすすめ。
合わせてHTML&CSSの勉強をすれば簡単なWebアプリが作れるようになるので楽しいですよ。
おすすめPHP入門書は「【2021年最新】初心者におすすめなPHP入門書ベスト3! 」にまとめています。
SQLのスキルを身につける
SQLのスキルもあった方が良いと感じています。
データベースから欲しいデータが思いのままに取り出すことができるようになれば、業務効率が上がります。
Webシステムを作るときやデータ分析を行うときにも役立つのでぜひ身につけて欲しいスキルです。
おすすめSQL入門書は「【2021年最新】初心者におすすめなSQL入門書ベスト3! 」にまとめています。
新卒未経験でSE(システムエンジニア)は苦労する?まとめ
システムエンジニア3年目になった僕が苦労したことを書いてきました。
最初はわからないことだらけですが、勉強して知識が追いついてくるとそこまで大変ではないし楽しい仕事です。
システムエンジニアは働きながらITスキルが身につくのでおすすめの職業だと思います。
勉強嫌いでスキルアップできないでいると地獄の職業になってしまいます。
未経験でこれからシステムエンジニアになる人はとりあえず基本情報技術者試験を頑張ってみてください。
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