【ネットワーク基礎】LANとWANの違いについて解説する!

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LANとWANってなに?

LANとWANの違いがわからない、、

こういった疑問にこたえます。

この記事を読めば
  • LANとWANの違いが説明できるようになる
  • イントラネットとは何か説明できるようになる

普段SEをしている僕が詳しく解説していきます。

LANとWANの違い

ネットワークは、範囲に応じていくつかの区分があります。

大きく分けて次の二つです。

  • LAN(Local Area Network)
    会社のビル構内や家庭内といった、比較的狭い範囲でのネットワーク。
    ツイストペアケーブルや光ファイバケーブルなどを使い、コンピュータ同士を接続します。
  • WAN(Wide Area Network)
    企業の本社と地方の支社を結ぶような広範囲で大規模なネットワークのこと。
    遠く離れたLAN間を繋ぐためのもの。
    NTTやKDDIなどの通信事業者の網を使用して構築されたネットワーク。
LANとWAN

また、LANとWANの中間的な範囲に位置付けられるネットワークとしてMAN(Metropolitan Area Network)というものがあります。

特定の地域をカバーしたもので、都市型ネットワークが例としてあげられます。

イントラネット(社内イントラネット)

イントラネットとは一般的に社内独自のネットワークのことを言います。

インターネットの技術を企業内のネットワークに導入して、情報共有などに活用することを目的として構築されたシステムです。

  • 企業内に閉じられたネットワーク
  • 一般的にインターネットと区別するために「社内イントラネット」と呼ぶ

社内イントラネットの範囲は企業内になります。

インターネットは含みません。

社内イントラネットとインターネットの境界は次の図の通りです。

社内イントラネットとインターネットの境界

イントラネットないではこのようなデータがやり取りされます。

  • 人事給与データのやり取り
  • 財務会計データのやり取り
  • 顧客情報管理データのやり取り
  • 社に文書や社内情報などのファイルの保存と共有
  • 社にポータルサイトへのアクセス
  • 会議室予約、スケジュール管理などグループウェア処理

機密性の高い業務アプリケーションが社内イントラネットで構築され、運用されます。

インターネットというのはオープンネットワークで、インターネット上にはどんなユーザが接続されているかわかりません。

機密性の高い情報を扱うにはイントラネットを構築するのがベターです。

LANとWANの違いまとめ

ここまでの解説をまとめます。

  • ネットワークは、範囲に応じてLANとWANの二つに分けられます。
  • LANは、会社のビル構内や家庭内といった、比較的狭い範囲でのネットワークを指します。
  • WANは遠く離れたLAN同士を接続する通信事業者の通信網を使用して構築されたネットワークを指します。
  • イントラネットはインターネット技術を利用して構築された、企業内の独自ネットワークです。

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