MVCモデルってなに？
どんなメリットがあるの？
こんな疑問にこたえます。
- MVCモデルとはなにかわかる
- MVCモデルの利点がわかる
エンジニアの僕がわかりやすく解説します。
MVCモデルとは？
アプリケーションの構造にはMVCモデルというものがあります。
MVCのMは「Model」でアプリケーションが扱うデータと業務処理を指します。
Vは「View」でユーザーへの出力処理を指します。
Cは「Controller」で必要な処理をModelやViewに伝える役割があります。
Model、View、Controllerの各要素がアプリケーション内で独立し、それぞれが連携してアプリケーションの処理を行う構造をMVCモデルと言います。
MVCモデルの利点
アプリケーションをMVCモデルに従って構築することのメリットとして、開発や改修の分業が用意になることが挙げられます。
各要素が独立しているのでエンジニアはModelのロジック部分を開発し、デザイナーはViewのデザイン部分をコーディングするといったことが可能になります。
また、Webアプリケーションの規模が大きくなればなるほど管理が煩雑になります。機能の追加が行われる場合など、MVCのように役割を明確に分かれていると改修範囲が特定しやすくなります。
MVCモデルを採用しているPHPフレームワーク
MVCモデルはフレームワークでも多く採用されいている設計思想です。
ここではMVCモデルを採用しているPHPフレームワークを紹介します。
Larabel
2011年に登場したPHPフレームワークです。
非常に人気の高いフレームワークで、GitHubではPHPフレームワークの中で最高評価を受けています。
Laravelは非常にわかりやすく、PHP初心者でも美しいコードが書けるという特徴があります。
CodeIgnter
2006年に登場したPHPフレームワークです。
CodeIgniterはコーディング規約への制限がゆるく、自由度が高いという特徴があります。
そのため学習コストが低く、初心者でも簡単に利用することができます。
CakePHP
2005年に登場したPHPフレームワークです。
ケーキを焼くように簡単にPHPで開発できるフレームワークを目指して開発されました。
日本語のドキュメントも豊富でよく利用されているフレームワークの一つです。
MVCモデルとは？まとめ
解説の内容をまとめます。
- MVCモデルとはアプリケーションの内部構造を決める設計思想の一つ
- アプリケーションの役割ごとにModel、View、Controllerに分ける
- 役割を分けることで開発や改修の分業が容易になる
- 多くのフレームワークでMVCモデルが採用されている
MVCモデルをより理解したい方はパーフェクトPHPという本がおすすめです。
自分でMVCモデルのフレームワークを作るという体験ができますので理解が深まります。
以上、お疲れ様でした。
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