自己研鑽のために読書を始めようと思っている人へ
これから読書を始めようと思っている方に向けてどのように本を選べば良いかということを伝えていきます。
読書は「たくさん読む」より「何を読むか」の方が10倍以上重要です。
本の選択を間違えると、自己成長に結びつかない無駄な時間を過ごしてしまうことになります。
選択術を身につけることで自己成長につながる本と出会う確率を飛躍的に高めることができます。
実際にこの方法で本を選ぶことで失敗の回数は減ったので皆さんの参考になればと思います。
本の選択術
自分のレベルにあった本を読む
初心者ほど上級ノウハウを知りたがる傾向にあります。
基本をすっ飛ばして、いきなり「奥義」を知りたがります。
読めばわかった気になるかもしれませんが、実際に身に付くレベルまで読み解くことは難しいでしょう。
応用本をいきなり読むと意味不明で難解なものになります。
多少、理解できるところがあったとしてもほとんどの内容は理解できず、重要な情報や、知識を取りこぼす可能性があります。
基礎知識がすでにインストールされている状態で読むと、スポンジが水を吸収するように理解が進みます。
まずは「入門書」で基礎知識と全体像を把握し、
基礎体力をつけてから、次のステージに進むことで、時間を節約できるとともに、より深い学びを得ることができるのです。
自己成長を目的にしているなら今のステージにあった本を読む。
それだけで自己成長は何倍も加速します。
人が勧める本を読む
書店に行って手当たり次第に本を買っても、「良本」と出会う確率は低いでしょう。
自分を高めてくれる本でなければ「良本」とは言えません。
もし、あなたに「尊敬できる人」「憧れの人」がいる場合はその人が勧める本やその人が書いた本を読むのが良いです。
面白くなかったとしてもその人に近づくための成長の糧となることは間違いありません。
1冊の本を推薦するとき、その人はその本以外に50冊以上の本を読んでいます。
推薦される本はおいしいところをいただくのと同じです。
ベストセラーに惑わされない
ベストセラーになっている本は読んだ方が良いのか?
その軸で本を選ぶと失敗してしまします。
本を選ぶ基準は今の自分に必要かどうかです。
今の自分の状況から役に立ちそうになければ読む時間の無駄ということになります。
本を選択するときに売れているかどうかだけに惑わされず、「自分が読みたい本」「自分に必要な本」を厳密に見極めて、それを読むべきだということです。
一冊の本から複数の本へどんどんたどっていく
あなたが本を読んで「もっと詳しく知りたい!」と思った場合は、ネットのレコメンド機能を利用するのも良い。
ネット書店には「この商品を買った人はこんな商品も買っています。」「この商品に興味がある人は、こんな商品にも興味を持っています。」などというおすすめ機能があります。
ネットのレコメンド機能はとても優秀で関連する本を何冊も見つけることができます。
関連する本を何冊も読むことで知識を深める読書ができるのでとてもおすすめです。
自分に必要な本を世界最高水準の人工知能で見つけてくれるので活用しない手はないと思います。
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